施工前1
マンションドアのカバー工法による施工事例です。
施工前2(下部)
ドア腐食による膨張でドアが大変開閉しにくい状態でした。
施工前 (上部)
ドア枠側の腐食も多くあり、特に上枠は
内側に4ミリ程折れ曲がってドアに
当たっており、開閉が困難でした。
施工中 1
既存枠の錆をサンディングにより
可能なかぎり除去し、錆止め塗装
を施します。
施工中2
カバー枠(新設枠)の取付中です。
施工後
一般に大規模改修級の計画で全戸のドア交換が多い
です。理由は、表面材のモデルチェンジ等で色、デザイン等が
合わなくなる。他、錠プランの問題等。
※しかしマンション毎の事情により戸別に交換工事
になるケースも多くあります。
理由は風雨に晒される条件が部屋毎に違う。
(劣化状況が違うので意見が合わない等。)
他、マンションの規模による問題もあります。
世帯数の多いマンションが全戸交換が多いです。
この点を製造メーカー各社様、熟慮していただき、
納期等で御協力いただけると、戸別交換も普及し
業界全体が盛り上がると考えるのは私だけでしょうか?
ドアの劣化による不具合で困っているユーザー
は多くおられます。
今回の現場 実はとなりの部屋まで【扉交換工法】で
工事してありまして、通常納まりのカバー工法ですと
ドア枠が1部屋だけ出っ張る感じになり、違和感が出る
ので当方の作図指定により、ドア枠の折り曲げ制作寸法を
工夫し制作いたしました。
ドア枠の見附寸法(正面から見える面の寸法)はカバー
工法ですので弱感大きくなりましたが、見込み寸法
(ドア枠の奥行巾の寸法)で調整しましたので
違和感なく仕上がりました。