画像ではまだキレイに見える既設ドアは某有名メーカーの玄関ドアですが、経年劣化による不具合
（スリット部の硝子が下に下がってしまう不具合）修理するため（硝子交換の手順で）ドア框をすべて一度バラシて行う必要があります。この方法は工事の際に生じるリスクとして、部材の曲がり、樹脂部品の破損、傷、等）どうしてもあります。※交換用の部品、型材が存在すれば安心して修理も行えますが・・・
当初修理のご依頼でしたが、　説明させていただきましてドアリモの工事となりました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　施工担当　（店長　多田）

既設の引戸は１間間口用引戸ですが、入隅仕様の為　通常より５㎝程間口が小さく、
ドアリモ（カバー工法）で考えたときに有効開口（実際に使用できる開口巾の寸法）で
不利になります。今回は有効開口に有利な袖付き２枚連動引戸）で提案させて
いただきました。

カバー工法ですが、既設の２枚建の時に比べても大きく有効開口巾が広がります。
又、施工時に慎重に取付する事はもちろんの事、 他１工程の追加で
重量のある複層硝子入りの障子ですが可動が軽快になります。